FX（外国為替証拠金取引）とは？特徴と攻略法解説.
FX（エフエックス）とは、「外国為替証拠金取引」（Foreign exchange)の略称です。
外国為替（通貨）の相場は常に変動しているので、 その変動利幅（為替差異）での売買利益を狙って為替トレードするのがFXです。 大手メガバンクでもディーリング部門という資金運用部門があり、 この外国為替証拠金取引は資金運用の一環として行われています。
日本国内でもたくさんのFX関連のTV CMが放映されていたり、 雑誌やインターネット広告でもFX会社の宣伝が多数されています。
FXの特徴.
その反対に、 ドル円（USD/JPY）を売るということは、ドルを売って、円を買うということです。 (ドル円を売るトレーダーが多いと、ドル円は下降していく）
ユーロドル（EUR/USD）を買うということは、 ユーロを買って、ドルを売るということです。 (ユーロドルを買うトレーダーが多いと、ユーロドルは上昇していく） →この場合、ユーロが強く、ドルが弱い、という相関性に一役買うことになります。
反対に、 ユーロドル（EUR/USD）を売るということは、 ユーロを売って、ドルを買うということです。 (ユーロドルを売るトレーダーが多いと、ユーロドルは下降していく） →この場合、ユーロが弱く、ドルが強い、という相関性に一役かうことになります。
ドル円を買い（ロング）から入る場合.
ドル円を１２０円で買う ドル円の価格が１２１円まで上昇したところで売る 結果、１円分の為替差利益.
ドル円を売り（ショート）から入る場合.
ドル円を１２０円で売る ドル円の価格が１１９円まで下降したところで買い戻す 結果、１円分の為替差利益.
一般的なイメージだと、 通貨ペアを取引する時は「買い（ロング）」からしか入れないと思いますが、 「売り（ショート）」からも入れるのがFXの特徴で取引選択の幅が広がる部分です。 （売りから入る場合、どこかのタイミングで買い戻す前提での空売りとなります。）
レバレッジが効かせられるFX.
FXは国内個人口座で取引する場合に、 最大25倍のレバレッジをかけることができます。 （2019年12月現在の状況です。今後更に縮小の兆しもあります。）
通常の為替差異を狙う投資トレードをしていくと、 資金力が少ないと１回のトレードで大きな利益をだしにくいのですが、 FXは所有している証拠金にレバレッジをかけて元手以上の取引をすることができ、 レバレッジをかけずに取引するよりも 短期間で大きな利益 をだすことができます。
低い取引手数料.
その代わりに、 その取引手数料の部分が、いわゆる 「スプレッド」 と呼ばれる 最初から設定されている為替差異部分になると認識されています。
スワップでも稼げる.
スワップ金利は通貨ペアそれぞれで料率が設定されており、 買いポジションと売りポジションのどちらかで、必ずしもプラスになるわけでなく、 売りポジションを保有して日付を超えることで、マイナス金利となることもあります。
FXは情報に溢れています.
情報をたくさんインプットしてスキルアップをしつつ、 かといって情報に流されすぎずに自分に適したトレード手法を見つけていき、 トレードスキルを磨いて実践することが重要です。
FXの始め方と攻略法解説.
勝率のとことん高いロジック・ルールを使って有利なところのみでエントリーする リスキーなところでエントリーしない 利益が残ると検証済みのトレードロジック・ルール通りに利益確定をしていく.
為替相場は上がるか下がるかのみなので、 値ごろ感やトレンドに逆らってエントリーして入っていても勝てる時もありますが、 適当なノリでやり続けているといつか大怪我をします。